CAD利用技術者試験に合格して、資格を職場や就職活動で活かしている方に、取得のきっかけや勉強方法、合格後のメリットなど、「合格者の声」をお寄せいただきました。みなさんの受験の参考にご活用ください。
私たちの生活を守ってくれている防災システムを提供する企業で開発を担っている東瑞記さん
3次元CAD利用技術者試験2級は、業務でソフトウェアを使うだけでは考えない新しい知識を得られました。特に3次元のデータ形式や方式など、今後仕事で取り扱うかもしれない内容も多く良かったです。 実技は、自分の実力を客観的に知る良い機会になりました。これまで使わなかった機能を新たに知ることができ、今後に活かせると思います。また試験のレベルを体感できたので、今後後輩ができたときにアドバイスができるかな、と思います。
シングルマザーとして3人のお子さんを育てながら土木コンサルタント会社でCADオペレータとして活躍する玉造紀子さん
(CADを仕事にして)正社員として就職ができ、年を重ねても続けられる仕事で良かったと思っています。また専門的なことができるというのは転職でも強みになると思います。
エンジニアリング企業の太陽光発電所の建設工事における電気設計チームでCADオペレータとして活躍する伊東広美さん
CADの知識をつけておきたいと考え2次元CAD利用技術者試験を受験。その後、自分の実力を試したく3次元CAD利用技術者試験2級と準1級を取得しました。試験の勉強は独学です。一時期CADの仕事から離れたのですが、CADオペレータとしてやっていきたい気持ちが強くなり3次元CAD利用技術者試験1級を取得。現在は希望した3次元CADを使う仕事をしています。
国内大手住宅設備機器メーカーで17年以上に渡り室内ドア、フロア材、作り付け収納家具等の開発設計を手掛けている服部真二さん
開発設計の実務に携わる社員は3D CADのスキルが必要だという会社の方針で、この検定試験を受験しました。すでに3D CADを実務で使用していたので、社内講座と自習合わせて10時間程度勉強し合格しました。社内で必要となる資格を取得でき、また社外でも通じる客観的なスキルレベルを証明できる資格があると安心感があります。
15年以上に渡り、機械部品の設計・製造会社で設計者として活躍している海住健太郎さん
CADの検定試験については、以前から知っていました。今回受験した目的は、「これまでやってきたレベルを客観的に知りたい」「周辺知識を習得したい(ARや3DPなど)」「派遣社員さんと一緒に働くことがあり、この資格を持っている人のレベルを見極めたかった」と考えたためです。2級は公式問題集で過去問を、また1級は会社のPCを借りて2回ほど過去問を解いてみました。自分のレベルを確認でき、また2級の周辺知識は研修に含まれない内容があり役に立っています。
自動車から航空、宇宙、産業機まで、幅広い分野に渡って設計を手掛ける会社にお勤めの大見佳弘さん
試験について (H26.1.22 3次元CAD利用技術者試験準1級)
会社の推奨資格に3次元CAD利用技術者試験があり、仕事で3次元CADを使っているので受けてみました。合格すると、報奨金および受験料が支給されます。実技は、仕事で習得したスキルで充分でしたが、知識(2級)は普段意識して言葉にすることがない事項が多く、問題集を使って勉強しました。自分のスキルの一つの指標になると思います。
某エンジニア派遣会社でCADオペレータとしてお勤めの岩倉真衣香さん
10年程前、職業訓練校で学んだCADの仕事に就くのにあたり、履歴書に書ける資格が欲しくて2次元CAD・3次元CAD利用技術者試験2級を取りました。勉強はガイドブックと過去問題集で独学です。勉強は大変でしたが、CADオペレータの仕事に就くことができました。
実際に仕事をしていると、CADだけではなくCAMやプロッターなどの関連知識があることが役立ち、勉強して良かったと思いました。その後契約した派遣会社が提供する講座を受ける機会があり、3次元CAD準1級を取得。資格のレベルも上がり、報奨金もいただきました。将来は1級も取得したいと思っています。
その他の合格者の声をお届けします!
2次元CAD利用技術者試験 合格者の声
- 1級を取得したことで、製品設計に関する客先との打ち合わせなどで、より専門的な打ち合わせができるようになった。自分自身スキルアップして、自己啓発に大いに役立ちました。
- 仕事で必要だった為受験しました。CADを必要とする業界で資格を持っていることをアピールできました!
- この試験を受けたことで、いつものCADの使い方とは違った視点で見ることができてよかった。また筆記試験は基礎知識を新たに確認できてよかったです。
- 職務上CADを頻繁に使用するため、CAD操作の習熟,アルゴリズムの理解が目的で受験しました。CADの内容に理解が深まったので、社内のCADの導入に携わることなどができました。
- CAD未経験でありながら職に就くことができてから約3年が経ち、仕事もCAD操作も慣れてきたところで、自分のCAD技術を試したくなり、1級取得を目指し始めました。他の人にCADが扱えるという証明、また自分の自信になり、さらに会社で信用されるようになり、少しだけ昇給しました。また、派遣社員から正社員になりました。
- 2人の子供を育てています。今回2級試験に挑戦し合格することができました。再就職を希望しておりますが、まだ未定。けど子供が合格をとても喜んでくれたので、これから頑張っていくつもりです。
- CADを今まで独学、我流で操作方法のみ勉強してきましたが、今回この試験にチャレンジすることでCADに関する基礎的なところが体系的に習得することができて良かったと思います。
3次元CAD利用技術者試験 合格者の声
- この資格を取得することにより、3次元CADをどの程度使用できるのか? どの程度理解しているのか? を自分自身で確認できたことがよかった。今後は1級試験合格を目指し、スキル向上に取り組みたい。
- 3DCADのスキルアップ、技術レベルの証明を目的に受験しました。業務内容に3DCAD教育が含まれているため、資格を持っていることで自分に自信がつき操作の説明がしやすくなりました。
- 会社で資格取得が目標とされ、また自分のレベルを計るのにも最適と考え受験しました。試験合格当時は25歳で若かったため、自分の力量を見て分かる形に出来たのが大きかったです。新規の打ち合わせや会社訪問時にどのレベルで仕事ができるのか良い印象を与えることが出来ました。
- 設計業務において、3次元CADが主流となりつつある現状で、自身の3次元スキルを確認する事ができたので良かったです。
- まだ、2級ですが、3DCADの基礎事項について、理解を深めることができ、職場でも役立っています。
- 3DCADのエンジニアとして 仕事を行っています。会社で資格取得の対象となった為 受験を決めました。社内の資格評価制度で 若干ポイントが加算されました。
- 私はCAD利用技術者試験2級から受験をスタートして、合格後、自己のモチベーションの向上とプロ意識を持って仕事に従事したいと思い、今回3次元CAD利用技術者試験2級を受験し合格致しました。基本的な『モノ』への考え方やコンピュータに関する周辺知識も大変豊かとなり、試験に合格する事もとても大切な事ではありますが、専門知識や付加的知識も身に付ける事が出来ました!