ACSP 一般社団法人コンピュータ教育振興協会

試験の特徴

「Space Designer検定試験」は、建築図面を理解でき、CADやBIM・CGソフトを利用してリアルなCGインテリアパースと説得力のある提案書を作成できる人材を評価・認定する試験制度です。成長産業である住宅のリフォームやリノベーション業界は、建築業界のみならず、すでに異業種の参入によって毎年市場規模が急速に拡大しており、優秀な人材確保が急務となっています。本試験の合格者=スペースデザイナーは、CGパースを使った提案のプロフェッショナルとして、その活躍が求められています。
本試験には、以下のような特徴があります。

試験概要

検定試験名 Space Designer(スペースデザイナー)検定試験
(英語名:Certification of Space Designer)
資格名 Space Designer 1級、Space Designer 2級
実施組織 主催:一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)
受験資格 制限はありません。
受験区分 個人受験 / 団体受験
受験料 15,000円(10名以上の団体12,000円)+消費税
受験対象者 建築物の内装を設計するのに必要な知識(製図、インテリア)と技能(CADやBIMソフトを利用したCGパース作成)・表現力を学習している方。
※専門学校生、大学生、資格スクール生、社会人を主な対象としています。
使用できるソフト AutoCAD/ARCHITREND/ARCHICAD/Revit/Shade3D/SketchUp/VectorWorks/3DSmax/3Dマイホームデザイナー/マイシーンデザイナー/Photoshop/PowerPoint/Illustratorなど
*受験者の方がよく使われているソフトウェアです。JPEG画像とPDFが作成できるものであれば、職場や自宅での課題作成になるためソフトの指定はありません。

試験方法

検定試験方法

問題・課題提供 専用公式サイトのマイページで問題を提供。
配布データ ■図面
・PDFファイル(A3サイズ)で配布
・仕上表・平面図・平面詳細図・展開図・天井伏図・照明器具配置図・インテリアプラン
■家具・照明器具の3次元モデル
・中間(3DS、DXF)ファイルで配布
・3次元モデルのテクスチャに使用するイメージデータ(JPEG等)
・家具・照明器具の3次元モデルの確認用イメージファイル(JPEG等)
※3次元モデルにテクスチャが反映されない場合、確認用イメージファイルを参考にテクスチャ用イメージデータを貼り付けてください。
■テクスチャ用イメージファイル
・床・壁・天井などのテクスチャを作成するためのイメージデータ(JPEG等)
実施方法 ・課題提出型にて実施し、学校、職場、自宅などで受験可能。
・配布された問題に対し、基礎課題、応用課題の順でパース画と提案書を作成し、期限内にアップロード。
・提出する課題は、指定された解像度とサイズのJPEGとPDFデータとする。
・評価結果は、受験者全員に専用公式サイトのマイページより告知する。
評価方法 「評価・判定委員」がすべての受験者のパース画および提案書を「評価基準」により総合的にチェックし、 その結果に基づき、最終判定する。評価は得点(100点満点)をベースに、1級・2級の2段階評価とする。
※評価・判定委員:主催団体から委嘱された、企業・教育機関からの専門家(計5名程度)
※期限内(試験開始日より3日)に基礎課題(パース画)の作品データが未提出の場合、その後応用課題を提出しても「評価対象外」となります。
※基礎課題が不合格の場合は応用課題を提出しても「評価対象外」となります。
合格基準 【Space Designer 1級】
基礎課題の総合評価で70点以上、応用課題の総合評価で80点以上
【Space Designer 2級】
基礎課題の総合評価で70点以上
(応用課題は提出しなくても合格基準を満たせば取得可能)
提出期限 【基礎課題】
試験開始日より3日以内にアップロードを行うこと。期間内であれば何度でもアップロードできる(上書き保存される)。
【応用課題】
基礎課題の作品提出後、期限最終日までにアップロードを行うこと。期間内であれば何度でもアップロードできる(上書き保存される)。

基礎課題 パース画

アップロード期限 試験開始日より3日以内
提出形式 ・ファイル名を付ける(指示された番号を半角で記入)
・ファイル形式:JPEGファイル(ファイルサイズ5Mバイト以下)
・アスペクト(縦横)比:自由(作図の意図による)
・画像サイズ:試験問題に指定されたサイズで作図すること
・カラー:24ビットカラー(1,677万色)/RGB

※採点評価は紙出力ではなくモニター画像での目視による 
※画像データを1つのフォルダ(フォルダ名:A 半角)に入れzip形式で圧縮し、アップロードすること
課題内容 (1) 指定の部屋のパース画
(2) 指定方向から見た指定の部屋のパース画
例)リビングからダイニングを見たパース画

※上記は前回実施試験の課題内容です。課題内容は毎年異なりますのでご注意ください。
評価基準 基礎課題では、図面等で指定された項目を正しく読み取り、パース画像を仕上げられているかを評価します。

(1) 配布図面から正しく空間形状が読み取れているか。
(2) エレメントが正しく作成、配置されているか。
(3) 3Dデータの読込が適切に行われているか。
(4) 内装仕上げ材が正しく表現されているか。
(5) 造作家具、置き家具、照明などの素材が正しく表現されているか。
(6) 光源およびアングルの設定が適切に行われているか。
(7) 全体の色合いなどバランスが良いか。

応用課題 提案書作成

アップロード期限 試験最終日まで
提出形式 ・ファイル名を付ける(指示された番号を半角で記入)<
・完成パース画像1点
・PDFデータ(A3サイズ1枚)

※PDFデータと画像データを1つのフォルダ(フォルダ名:B 半角)に入れzip形式で圧縮し、アップロードすること
課題内容 (1) 完成パース画
(2) 提案書(PDFファイルA3サイズ1枚に、空間コンセプトをまとめたもの)

※上記は前回実施試験の課題内容です。課題内容(完成パース画の内容)は毎年異なりますのでご注意ください。
評価基準 応用課題では、より現実空間に近いパース表現ができているか、インテリアイメージの演出も含め魅力的な空間を表現できているか、また説得力のある提案書が作成できているかを評価します。

(1) 内装材や家具の質感が現実的な表現となっているか。
(2) 照明器具の光の透過やテクスチャが現実的な表現となっているか。
(3) 問題の指定条件にある家族構成・ライフスタイル、およびインテリアスタイルに合致したインテリアエレメントであるか。
(4) インテリアスタイルの統一ができているか。
(5) 表現するインテリアスタイルとして適切なカラー・フォントで構成されているか。
(6) 提案書として必要なパース画像を補完するデザインコンセプト、イメージ画像、パース画像等が貼付され、かつその内容が指定のインテリアスタイルに合致したものであるか。
(7) バランスのよい魅力的な提案書であるか。
(8) 細部まで作りこまれ、課題のテーマに沿ってまとめられているか。

※ これらの内容につきましては、変更する場合がございます。

委員会紹介

一般社団法人コンピュータ教育振興協会(ACSP)では、各主催試験が社会のニーズに合致し、公平かつ技術者の育成に貢献する試験となるような方針の立案と、試験問題の作成、精査、検証ならびに普及・拡大に関する提案を行う目的で、主催試験ごとに「試験委員会」を設置しています。委員は学識者または専門的知識を有する方を協会が推薦し、理事会の承認を得て決定しています。

委員会役員を紹介します

河村 容治氏

委員長 河村 容治氏

元東京都市大学都市生活学部教授 博士(美術)日本インテリア学会名誉会員 一級建築士

1977年 東海大学大学院修士課程終了後、建築設計事務所勤務を経て、1994年独立 一級建築士事務所 河村工房主宰 設計活動のほか、女子美術大学、武蔵野美術大学、文化学園大学、東横女子短期大学、東京都市大学などで、CAD・CG・BIMを用いたインテリアデザイン教育にたずさわる。

「インテリアコーディネーターハンドブック」(共著)、「超図解で全部わかるインテリアデザイン入門」など、インテリアデザインに関する著書も多数執筆。

町田瑞穂ドロテア氏

副委員長 町田瑞穂ドロテア氏

インテリアアーキテクト 一級建築士

スイス生まれ。デザインブランド「AOYAMA Style」統括。個人邸から商業施設などのプロジェクトを手掛ける。
東京都市大学(旧:武蔵工業大学)工学部建築学科卒業、日本の住宅メーカーをはじめ米国の設計事務所をRTKL International ltd.に勤務。帰国後「町田ひろ子アカデミー」にて教育・商品企画・インテリアデザインなどに携わる。
2004年英国ロンドンにあるインテリアとガーデンデザインの名門校KLC School of Designと提携。隔年、英国インテリアデザイン研修を実施。

AOYAMA Style青山スタイル:https://interiorcoordinate.jp/