「withコロナ時代の生活空間アイデア募」へご応募してくださったみなさま、ありがとうございました。 ご応募いただいた中からSpace Designer検定試験委員による厳正な選考の結果、「優秀賞」は 佐藤 建一さん に決定いたしました。佐藤様、おめでとうございます! 佐藤様のアイデアは2021年度Space Designer検定試験の課題の参考にさせていただきます。
「withコロナ時代の生活空間アイデア募」へご応募してくださったみなさま、ありがとうございました。 ご応募いただいた中からSpace Designer検定試験委員による厳正な選考の結果、「優秀賞」は 佐藤 建一さん に決定いたしました。佐藤様、おめでとうございます! 佐藤様のアイデアは2021年度Space Designer検定試験の課題の参考にさせていただきます。
佐藤 建一さん
空き家再生・回遊型コワーキングスペース
地方都市に多く存在する和室二間続きを有する住宅、家族構成・ライフスタイルの変化により、やや使い勝手が悪くなってきた。空き家化してしまう住宅も少なくない。使い勝手の悪さをwithコロナ対応スペースにリノベーションする時、プラスの要素が見えてくる。動線を一方通行にした回遊型コワーキングスペースを提案します。
リモートワークの普及が中々進まないこと、また一方でリモートワークの孤立感からストレスを感じる方も増えている現在、感染対策を最大限考慮した上での空き家利用のコワーキングスペースにwithコロナ時代の閉塞感緩和に期待できないだろうか。具体的に玄関で検温機により体温の確認、ワーキングスペースは同時使用は4人まで、アクリルパーテーションでデスクを区切り、スペースの有効活用のため、飛沫感染リスク軽減のため角度をつけてある。広縁の掃き出し窓は出来るだけ開放したままにし、動線部の建具も可能な限り取り外してある。休憩スペースやリモート会議対応スペースも設けているが基本的に利用時間は長くならないものとし、回遊型の動線から一度外に出てリフレッシュし再び、ワークに戻るのはどうだろう。積極的に席から立ち上がらせる象徴が回遊型動線なのです。
リノベーションに関しては出来るだけ低コストで、築33年を想定したが躯体の耐震性はほぼ問題なし、開放的にする際の壁のバランスに気をつけたい。インテリアはトレンド感のあるフローリング、壁は漆喰などの塗り壁、インテリアエレメントに関してはシンプルで安定した人気のあるタイプを選択した。空調機器などもあくまでも一般住宅用、リノベーション時のコストダウン、またランニングコストも考慮した。照明に関しては、デスク部はスタンドライトで見やすく、全体的には落ち着いたリラックスできる空間を意識している。2階部分は管理者の居住スペースとしている。管理者の個人住居の一部をコワーキングスペースとして提供している。非営利である。
Space Designer検定試験は、住宅インテリアの図面とインテリアテーマを課題として、CADやBIM・CGソフトを利用したリアルな3Dパース画と説得力のあるプレゼンボードを作成するスキルを測る資格試験です。
Space Designer(スペースデザイナー)検定試験
Space Designer1級/Space Designer2級
2022年2月4日(金)~2月13日(日)
ありません
課題提出型
Space Designer1級を認定された方の中から特に優秀な作品に金・銀・銅賞を授与します