CAD利用技術者試験

2022年度 3Dプリンター活用技術検定試験

描こう、未来の設計図!

技能や職種に応じてレベルアップ!
国内有数のCADエンジニア育成のための検定試験

CAD利用技術者試験は、技能や職種に応じてレベルアップできるよう構成されたCADエンジニア育成のための検定試験です。
目的や目指す職種に応じて、2次元CAD、3次元CADを選択できます。

2次元CAD利用技術者試験

2次元CADの知識を基礎から習得
1級合格で高度な作図力の証明にも

2次元CAD利用技術者試験(2級)

CADシステムの運用やデータの管理に関する業務を目指す方を対象に、2次元CADの基礎知識の習得を目指す試験です。
※2級の合格は1級受験の必須要件です。

試験期間 通年:2022年4月8日(金)~2023年3月31日(金)
申込期間 通年:2022年4月6日(水)~2023年2月28日(火)
受験資格 特になし
受験料 6,050円(税込)
試験方法 筆記試験(60問)
CBT方式による多肢選択(全国にある専用のCBT試験会場にて実施)
※CADソフトは使用しません
試験時間 60分
試験内容・分野 《CADシステム分野》
・CADシステムの概要と機能 ・CADシステムの基本機能
・CADの作図データ ・CADシステムとハードウェア
・CADシステムとソフトウェア ・ネットワークの知識
・情報セキュリティと知的財産
・CADシステムの運用・管理と課題
・3次元CADの基礎知識

《製図分野》
・製図一般
・製図の原理と表現方法
・製図における図形の表現方
合格基準 各分野5割以上、および総合が7割以上

2次元CAD利用技術者試験(1級)

CADシステムを利用した設計・製図業務に従事して1年以上の実務経験、または1年以上の就学経験を有する方を想定した試験です。
機械、建築、トレースのいずれかの専門分野を選択し、より作図力を究めた設計者や、オペレーターの管理業務を目指す方が対象です。

試験期間 前期:2022年6月12日(日)
後期:2022年11月6日(日)
申込期間 前期:2022年4月6日(水)~2022年5月9日(月)
後期:2022年8月18日(木)~9月20日(火)
受験資格 2次元CAD利用技術者試験2級もしくは1級の有資格者
受験料 16,500円(税込)※過去の1級有資格者は11,000円(税込)
試験方法 実技試験+筆記試験(25問)
CADシステムを使用した実技問題(DXFデータを保存したフラッシュメモリを提出)
分野別(機械・建築・トレース)の専門知識を問う筆記問題

※解答枠の事前ダウンロード必須(当日の提供は行いません) 
※個人受験者は、受験者自身のノートPCとソフトを会場に持ち込み
※認定会場での団体受験者は、会場のPCとソフトを使用
試験時間 80分(筆記+実技合計)
試験内容・分野 【機械】
《実技試験》
・機構部品の作図
・適切な数値(カタログ、要目表など)からの作図
・投影図からの作図

《筆記試験》
・機械製図の知識

各分野5割以上、および総合が7割以上
【建築】
《実技試験》
・RC造または木造

《筆記試験》
・建築製図の基礎知識
・建築生産の電子情報

【トレース】
《実技試験》
・編集・レイヤ設定能力
・トレース能力
・投影能力

《筆記試験》
・製図の知識
合格基準 実技試験・筆記試験が各5割、および総合が7割以上

※1級試験で使用できるソフトについては公式WEBページの受験判定CADサービスにてご確認ください。

2次元CAD 基礎

これからCADを学び始める方のための、基礎知識を身につける入門試験です。
2級および1級取得へ向けたファーストステップとしてはもちろん、将来、設計や製図、CADシステムの販売などの業務を目指す方にもおすすめです。

試験期間 通年:2022年4月8日(金)~2023年3月31日(金)
申込期間 通年:2022年4月6日(水)~2023年2月28日(火)
受験資格 特になし
受験料 4,400円(税込)※認定会場は2,750円(税込)
試験方法 筆記試験(50問)
IBT方式による多肢選択※CADソフトは使用しません
試験時間 50分
試験内容・分野 ・CADシステムの知識と利用
・CADシステムのプラットフォーム
・製図の知識 ・図形
合格基準 総合7割以上

3次元CAD利用技術者試験

ものづくりの最先端を担う人材へ
3次元CADのエキスパートを目指そう

3次元CAD利用技術者試験(2級)

3次元CADシステムを使用した機械系・製造系のモデリング・設計・製図などの業務従事を目指す方、3次元CADシステムの周辺業務に従事している方を想定した試験です。
関連製品の管理、営業などを担当している方にもおすすめです。
※2級の合格は準1級・1級受験の必須要件です

試験期間 通年:2022年4月8日(金)~2023年3月31日(金)
申込期間 通年:2022年4月6日(水)~2023年2月28日(火)
受験資格 特になし
受験料 7,700円(税込)
試験方法 筆記試験(60問)
CBT方式による多肢選択(全国にある専用のCBT試験会場にて実施)
※CADソフトは使用しません
試験時間 60分
試験内容・分野 ・3次元CADの概念分野
・3次元CADの機能と実用的モデリング手法分野
・3次元CADデータの管理と周辺知識分野
・3次元CADデータの活用分野
合格基準 各分野5割以上、および総合が7割以上

3次元CAD利用技術者試験(準1級)

3次元CADシステムを使用した機械系・製造系のモデリング・設計・製図などの業務従事を目指す方、従事して間もない方を想定した試験です。
3次元CADを学び、知識と操作の基礎的な部分を習得し、設計の補助業務やオペレーターを目指す方が対象者です。

試験期間 前期:2022年7月17日(日)
後期:2022年12月11日(日)
申込期間 前期:2022年5月10日(火)~2022年6月7日(火)
後期:2022年10月5日(水)~11月1日(火)
受験資格 3次元CAD利用技術者試験2級の有資格者
受験料 11,000円(税込)※会場のPCとソフトを利用する場合(一般試験)は13,200円(税込)
試験方法 実技試験
・3次元CADソフトを使用したモデリング(パーツのみ)
・作成したモデルの体積、表面積などを測定し、解答群の中からもっとも近い値を選択し、マークシートに記入
※個人受験者は受験者自身のノートPCとソフトを利用する「持込受験」と、会場のPCとソフトを利用する「一般受験」を申込時に選択いただきます
試験時間 120分
試験内容・分野 ・CADリテラシー、空間把握能力分野
・2次元図面からのパーツモデル作成能力分野
合格基準 各分野5割以上、および総合7割以上

【3次元CAD利用技術者試験使用推奨ソフト】
下記のソフト(バージョン)は、3次元CAD利用技術者試験1級・準1級試験問題の事前検証を実施している推奨ソフトです。
(アルファベット順)

CADmeister、 CATIA V5、 Cimatron、 Creo Elements/Direct (旧CoCreate)、 Creo Parametric (旧Pro/ENGINEER WF)、 Fusion 360、 iCAD MX、 iCAD SX、 Inventor、 IRONCAD、 NX、 Shade3D Professional (ver.17は準1級のみ、ver.18以降は1級対応)、 SOLIDWORKS、 ThinkDesign、 Vectorworksシリーズ(バージョン2009以降/準1級のみ)、図脳CAD3D

上記推奨以外のCADソフトおよびバージョンにて受験を希望される方は、下記の2つの条件を満たすことを確認してください。
確認の上、本人が使用することに問題がないと判断された場合は、本人の責任において、使用していただいても結構です。

【条件1】
作成モデルにおいて、下記の数値測定が可能であること。
1)体積 2)表面積 3)重心 4)2点間距離

【条件2】
公式Webページにあるサンプル問題を解き、正解を導けること。
また、特定数値において、異常値を計測しないこと

3次元CAD利用技術者試験(1級)

3次元CADシステムを使用した機械系・製造系のモデリング・設計・製図などの業務に従事して半年以上の実務経験、もしくは1年以上の就学経験を有する方を想定した試験です。
3次元CADシステムの操作ができるだけではなく、3次元設計の補助業務を担い、将来、設計者やオペレーターの管理業務を目指す方が対象です。

試験期間 前期:2022年7月17日(日)
後期:2022年12月11日(日)
申込期間 前期:2022年5月10日(火)~2022年6月7日(火)
後期:2022年10月5日(水)~11月1日(火)
受験資格 3次元CAD利用技術者試験2級もしくは準1級の有資格者
受験料 16,500円(税込)※会場のPCとソフトを利用する場合(一般試験)は18,700円(税込)
試験方法 実技試験
・3次元CADソフトを使用したモデリング(パーツおよびアセンブリ)
・作成したモデルの体積、表面積などを測定し、解答群の中からもっとも近い値を選択し、マークシートに記入
※個人受験者は受験者自身のノートPCとソフトを利用する「持込受験」と、会場のPCとソフトを利用する「一般受験」を申込時に選択いただきます
試験時間 120分
試験内容・分野 ・CADリテラシー、空間把握能力分野
・アセンブリモデリング能力分野
・2次元図面からのパーツモデル作成能力分野
合格基準 各分野5割以上、および総合7割以上

【3次元CAD利用技術者試験使用推奨ソフト】
下記のソフト(バージョン)は、3次元CAD利用技術者試験1級・準1級試験問題の事前検証を実施している推奨ソフトです。
(アルファベット順)

CADmeister、 CATIA V5、 Cimatron、 Creo Elements/Direct (旧CoCreate)、 Creo Parametric (旧Pro/ENGINEER WF)、 Fusion 360、 iCAD MX、 iCAD SX、 Inventor、 IRONCAD、 NX、 Shade3D Professional (ver.17は準1級のみ、ver.18以降は1級対応)、 SOLIDWORKS、ThinkDesign、 Vectorworksシリーズ(バージョン2009以降/準1級のみ)、図脳CAD3D

上記推奨以外のCADソフトおよびバージョンにて受験を希望される方は、下記の2つの条件を満たすことを確認してください。
確認の上、本人が使用することに問題がないと判断された場合は、本人の責任において、使用していただいても結構です。

【条件1】
作成モデルにおいて、下記の数値測定が可能であること。
1)体積 2)表面積 3)重心 4)2点間距離

【条件2】
公式Webページにあるサンプル問題を解き、正解を導けること。
また、特定数値において、異常値を計測しないこと

合格への道

合格率は?学習時間の目安は?おすすめの勉強方法は?
一般社団法人コンピュータ教育振興協会事務局スタッフが解説します。

2022年度版 CAD利用技術者試験『公式ガイドブック』

CAD利用技術者試験は、本公式ブックに準拠した内容で出題されます。
いずれもCADの知識にとどまらず、コンピュータやネットワーク、知的財産など、CADを利用した業務に携わるうえで知っておきたい周辺知識を網羅。過去問やサンプル問題などで実践的に学べる内容で構成しています。CAD利用技術者試験の受験者はもちろん、教育現場やCADを扱うさまざまな現場にも活かせる実用的な一冊です。

2次元CAD利用技術者試験2級・基礎公式ガイドブック
2次元CAD利用技術者試験1級(機械)公式ガイドブック
2次元CAD利用技術者試験1級(建築)公式ガイドブック
3次元CAD利用技術者試験公式ガイドブック

◯判型/B5判
◯定価/各3,740円(税込)
◯刊行/2022年3月

※1級(トレース)試験に関しましては、「公式テキスト」を別途コンテンツ販売サイトにてダウンロード販売いたします。詳しくは公式Webページをご確認ください。

ご購入はこちら

試験対策問題&テキスト(PDF販売)

【2022年度版】2次元CAD利用技術者試験1級(トレース)公式テキスト

2次元CAD利用技術者試験1級(トレース)のテキストおよび、実技試験に対応した問題(2016(平成28)年度~2021年度(2020年度は後期のみ))と解説、解答枠(DXF)、模範解答図面(PDF)を収録

2,750円(税込)

【2022年度版】2次元CAD利用技術者試験1級(建築)試験対策問題
【2022年度版】2次元CAD利用技術者試験1級(機械)試験対策問題
【2022年度版】3次元CAD利用技術者試験1級・準1級試験対策問題
【2022年度版】3次元CAD利用技術者試験2級対策問題

2次元CAD利用技術者試験 1級(機械・建築)過去問題集

2次元CAD利用技術者試験1級(機械・建築)の実技試験に対応した問題と解答枠、模範解答図面を収録。
※筆記試験問題は含まれていません

3次元CAD利用技術者試験 1級・準1級過去問題集

3次元CAD利用技術者試験1級・準1級の実技試験に対応した問題と解答を収録。
※平成30年度~2020年度

3次元CAD利用技術者試験 2級対策問題

3次元CAD利用技術者試験2級に対応した問題(2018(平成30)年度~2020年度)と解答を収録しています。

各2,750円(税込)

※試験対策問題を購入し、決済終了後ダウンロードしてお使いいただけます。

※PDFファイルを開くために「Adobe Acrobat Reader」が必要です。

ご購入はこちら

試験対策映像コンテンツ

2次元CAD利用技術者試験 1級(機械・建築)映像コンテンツ

2次元CAD利用技術者試験1級(機械・建築)の実技試験に対応した映像コンテンツ(DVD)。実務にも役立つノウハウが満載です。

各4,410円(税込)

※試験対策映像コンテンツ(DVD商品:物販)を購入し、決済確認後、1週間以内に宅配便にて発送いたします。
(年末年始期間などを除く)

ご購入はこちら

合わせて取得したい資格

3Dプリンター活用技術検定試験

3Dプリンターの造形方法や材料、後工程、CADデータの取扱いなどの知識を評価・認定する検定試験です。
試験は「3DPの基礎知識」「3DPの造形方法」「3DPの活用」の3つの章に分かれており、3Dプリンターを活用するために必要な基礎技術知識を基礎から体系的に身につけることができます。

よくあるご質問

受験に年齢や資格の制限はありますか?
特にございません。どなたでも受験が可能です。
IBT方式とはどのような試験ですか?
Internet Based Testingの略称で、全インターネットを経由して試験を実施する形式です。
受験会場に来場する必要がなく、自宅のパソコンなどからいつでもどこでも受験することができます。
CBT方式とはどのような試験ですか?
Computer Based Testingの略称で、全国47都道府県の主要都市に設置されたテストセンターのパソコンにて試験を実施する形式です。
試験期間のあいだでご都合のいい日時、会場を選択予約し、受験を申し込むことができます。
受験を申し込む方法を教えてください。
新たに試験に申し込まれる方は「試験申込みサイト」から基本情報を登録してください。
基本情報の登録は随時可能ですが、試験の申込みは申込期間内のみ受付が可能です。
当日の持ち物はなんですか?
マイページから印刷した受験票に写真を添付のうえ、試験会場へ持参してください。
合否はどこで確認できますか?
マイページで公開されます。公開が開始となりましたらご案内メールが届きますのでお待ちください。

ご不明点のお問い合わせ

運営団体

ACSP(一般社団法人コンピュータ教育振興協会)は、1990年の創設以来、受験応募者累計 59万人を達成する「CAD利用技術者試験」を主催・運営する非営利法人です。
長年の主催試験の運用を通して培ったノウハウをベースに、新試験の創設ならびに試験主催者に対する支援事業を行い、広く技術系人材能力を開発・育成しています。